所得の再配分について

実際に世の儲けてる人は、才能や運や環境に恵まれてたという人が多く、それでも成功をてにする課程である程度の努力はするから、自分が成功したのは努力のお陰だと思い込みがちで、運・才能・環境に目を向けない。しまいには、成功してない人を努力してないからだと言い出し、所得の再分配に反対する人までいるから、私は、違うんじゃないのかな、と思う。

生きるのに大変な思いしてる人はいっぱいいるし、それが金に結び付かない人もいっぱいいる。逆に結び付いた人もいる。例えばもともと困窮世帯に生まれて学費もなく親や兄弟の世話のために時間もなくて、なんとかうまく時間をつかってる人とか、その例。それでもそういう環境にいたらなかなか大学いけたり成功するのは稀で、簡単に大学行ける環境にいる人とは全く違う。別の例で言えば、年収500万になるには努力が必要だが、そのための努力の量は環境・才能・運により全く違う。楽に到達できる環境下にいる人(例えば塾予備校に通えて勉強さえしてればそれなりの大学に行ける環境なら、簡単に500万位の会社に入れる。家庭教師とか雇える家ならなおさら楽。)もいれば、なかなか大変な人もいるし、すごく難しい人もたるいる(前述のように大学行くにも難しい環境下の人がいる。)

 

「成功」の主要な因子って「努力」なんですかね

資本主義社会で言うところの成功(=大金を得る)にしても、戦乱の時代での成功(=巨大な領地を得る)にしても、その主な因子って、「努力」なんですかね。例えば、同じ所得(例えば年収500万とか)でも、多くの人が到達できた高度経済成長期と、一部の人しか到達できない現在。高度経済成長期は努力してる人が多く、今は努力してる人が少ないんでしょうか。広大な領地を手に入れたナポレオンやスターリンやアレクサンダー。それと比べれば小さな領地しか手に入れてない織田信長。もっと小さい真田昌之。もっと言えば名もなき一介の 領主たち。その差の主要な因子って、努力なんでしょうか。スターリンが一番努力して、次がナポレオンで、次がアレクサンダーで、次が織田信長で、次が真田昌之で、次が一介の領主たちってことなんですかね?資本主義経済で言えば、所得順=努力の順なんですかね。孫正義豊田章男三木谷浩史>中小企業の社長>年収300万のフリーターなんですかね。高度経済成長期の中間層>現在の中間層なんですかね。私は皆努力してると思うのですが。むしろ、努力がお金に変換されやすい立場とされにくい立場があるだけに思えるのですが。努力すればどんどん儲かる立場と努力しても儲からない立場。それで全ては説明できませんが、努力で全て説明するのも違うのかなと。努力、才能、環境、運など様々あるでしょうに。財産は本人の努力の結果だからと、所得の再分配を否定する人たちが主張するのは、違和感を感じます。

まずは消費の拡大じゃないですかね

日本だけが経済成長できないでいる原因。企業の設備投資が不調とか、色々説明されるけど、根本的な原因て、消費が増えないことなんじゃないんですかね。高齢化は進行するし、年金とか老後の保障がきちんとされるか確証がないから、みんなお金使わないで貯めようとする。それじゃ、企業も設備投資しようなんて思わないですよね。国が社会保障きちんとして、老後は絶対面倒見ますよって宣言して政策打ち出して、皆が老後の心配なく安心してお金使える世の中にするのが、一番の経済対策だと思うのですが、どうなのでしょう。

少子高齢化について

子供が減り少子高齢化が進展→年金医療のための税負担率が増える→更に子供が減り少子高齢化が進展→更に年金医療のための税負担率が増える→、、、て悪循環して社会保障も不安でお金も安心して使えないから経済も回らない。これなら、いっそ、最初から税金上げて、その代わり子育てと老後完璧に面倒見ますって宣言して生活の安心を保障した方が良いのでは?老後不安がなくなればお金使いやすいから経済も循環するし。どうせ同じ税率上がるなら、その方が安心で、経済も循環する社会がつくれませんかね?

ジャニーズ氏の性被害問題への報道について

報道すべきことだけど自社に不利益になるから報道しない、事後に謝罪しておしまい。太平洋戦争の時の報道と同じじゃないですか。反省したはずなのに。こういうこと許しちゃうと、あとで謝ったほうが、無理して報道するより得になってしまうので、同じことが繰り返されてしまうと思います。こういう時は、不買運動じゃないですけど、国民が暫くテレビを見ないとかする必要がある気がします。そうしないと、きちんと報道するよりしない方が得になってしまうのではないのかな、と。